セシウム療法

本当に正しい知識の羅針盤「ドクター牧瀬のサプリメント講座」


がんに対処するためのサプリメント


q) セシウム療法

私のところに相談に来られる約6割の患者さんは、現代医学ではなすべきことは全部しました、もうこれ以上何もすることはできません、余命数ヶ月と宣託を受けられた人たちです。
こういう患者さんに、キノコのサプリメントや、あるいは大量のマルチビタミン剤、爪もみによる自律神経調整や体を温めることによって免疫を賦活しても、もう遅すぎます。
たいていの方は、宣託された期間よりも多少延命されますが、治癒することはまず不可能です。

たしかに抗がん剤を使うよりもはるかにQOLはいいし、延命は可能かもしれませんが、それでも結局はお亡くなりになる。これが厳粛な事実です。

しかし、最近、セシウムを使った療法が特にアメリカで使われだし、かなりの効果をあげることがわかってきました。
末期でも約5割の完治が期待できるといわれています。そして、末期のがん性疼痛は2〜3日で非常に軽減します。
しかも安価で、副作用はあっても下痢、口唇の周りの軽い痺れ、疲労感ほどです。

しかし、(あるいは、それがゆえに)抗がん剤、放射線、手術しかがん治療には認めないオーソドックスな医学界からは敵視されています。
なぜなら、安く、安全で、非常に効果のある治療法は、抗がん剤でぼろ儲けをしている巨大製薬会社の利益と真っ向から対立するからです。

今からおよそ80年前、ドイツのオットー・ヴァーブルグは(1931年、1944年と2回ノーベル章受賞)がん細胞は正常な細胞とは違ったやりかたでエネルギーを得ていることを発見しました。
正常な細胞膜では酸素が自由に細胞内に入り、そこでブドウ糖を燃焼させエネルギーを産生します。
ところが、がん細胞では酸素が中に入れないのです。そのため、がん細胞は酸素のない状態で、発酵というプロセスでブドウ糖からエネルギーを作り出します。
その産物が乳酸です。この乳酸はDNA、RNAを破壊することにより、細胞の無節制な増殖を促します。
つまり、細胞をよりいっそうがん化させます。また、この乳酸はがんの時によく付随する痛みの原因にもなるのです。そして、細胞内の酸化に拍車をかけます。

ここで、非常に重要なポイントは、この発酵というエネルギー生産方法は細胞内がアルカリ性である健常細胞では起こりえないことです。
普通、健康な細胞は人体の各種の緩衝系の作用でpHが7.35〜7.4という、ややアルカリ性の状態に保たれています。したがって、がん細胞を破壊するには細胞内をアルカリ性にしてやればいいということです。きわめて明快で単純な原理です。

そこで、自然界に存在するものの中でアルカリ性が最も強く、がん細胞に親和性のあるセシウム(ルビジウムもアルカリ性が強いのですが、セシウムのほうがより強い)を投与します。
セシウムと言えば、普通、放射性同位体のセシウム137を思い浮かべ、ウラニウムやラジウムと同様に危険な感じを一般の人は持ちやすいものです。
しかし、本来、セシウムは非常に安全な物質なのです。
塩化セシウムとして日に3gほどとります。がん細胞の中のpHが8以上になると、せいぜい数日の内にがん細胞は死滅します。このように、pHを高める療法なので、High pH Therapyともよびます。

ただ、セシウムをとると、カリウムも一緒に細胞の中に取り込まれますので、体液中のカリウムが不足してくることがあります。
それを防ぐために、セシウム療法を行うときは常にカリウムを補わなければいけません。
カリウムのサプリメントもとり、同時にカリウムを多く含んでいるバナナなどの果物を積極的に食べてもらいます。
そして週に一度か、10日に一度は血液検査をして、カリウムの値をチェックしておかねばなりません。これさえ守っていれば、セシウム療法は安全な治療法です。

セシウム療法を行うときは、セシウムと一緒にDMSOという一種の有機溶剤を混ぜ、セシウムを一緒に混ぜて、それを皮膚の柔らかい部分(たとえば太ももの内側)にスプレーします。DMSOとともに効率よくセシウムが吸収されます。
また、DMSOは血液脳関門を通過しますので、特に脳腫瘍転移にはDMSOとの併用がすすめられます。

数例の患者さんに使ってもらって、確かに非常に効果があると実感しましたのでここに紹介します。
しかし、現在、私のクリニックではこれを取り扱っておりません。
なぜなら、私のクリニックには入院施設がないからです。医師や看護婦が患者さんを常に観察できるところでないと、このセシウム療法には無理があります。
深刻な副作用はないのですが、よく胸焼けや下痢を訴えられることが多いのです。
患者さんは少しでもそういう副作用が出ると、自宅で行っている場合、非常に不安になり、続けることができないのです。
そして、結局、中途半端に終わってしまいがちなのです。
しかし、このセシウム療法を行っている病院は、日本にはおそらくないでしょう。ご自分でアメリカから購入して、知り合いの病院に頼む以外ありません。

インターネットで「セシウム」を検索しても、放射線のセシウムのことしかでてきません。
英語で「cesium cancer」として検索してください。


ここに述べたことは、あくまで一般的な参考としての情報であり、読者が医学知識を増やすための自習の助けになるものであり、それを越えるものではありません。 また、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに書かれてあるサプリメントをとったり、治療法を行い、症状が悪化しても、いっさい責任はとれません。

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