日本語 | English

温泉は神代(かみよ)の時代から

 

『少彦名神』は何と読めばいいのでしょうか? この漢字をすらすら読めると、漢字検定1級です。ショウヒコメイシン? ショウヒコメイカミ? ショウヒコナガミ? 最後に「神」という字がついていますから、神様の名前であるだろうという察しはつきます。 そう、神様です。しかも、医学の神様です。「スクナヒコナノカミ」、あるいは「スクナビコナノカミ」とも読みます。
 私も読めませんでした。しかし、その神様をまつってある「少彦名神社」のすぐ近くに、10年前たまたま開業したので、その読み方を知ったのです。 この界隈は「道修町」(ドショウマチと読みます)と呼ばれる区域で、日本の多くの製薬会社が集まっています。

 スクナヒコナノカミは、海の向こうの常世の国から、ガガイモの莢の船に乗ってやってきた、光輝く小人の神様です。 大国主命(オオクニヌシノミコト)と二人で、国づくりを行いました。二人が出雲の国から伊予の国へと旅していたところ、長旅の疲れから、少彦名神が急病にかかりました。 大国主命は大分の温泉の湯を、海底に管を通して四国の道後に導き、その湯で少彦名神の手を温めると、少彦名神はすぐに健康を取り戻したということです。 それから、少彦名神は温泉の神様ともなったのです。

 この神話にあるように、日本人は神代(かみよ)の時代から温泉の力を、知っていたのです。

※[著作権に関する表記]当ウェブサイトに掲載されているコンテンツ(記事/画像等)の無断転載及び無断転用(コンテンツを無断流用した改変の掲載も含む)を固くお断り致します。


著作権に関する表示:当ウェブサイト内のすべてのコンテンツ(記事/画像等)の無断転載及び無断転用(コンテンツを無断流用した改変の掲載も含む)は固くお断り致します。