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スリム・ジャパンの挑戦(2/6)

ドクターが推奨する「超・幸せの痩身法」

アシタバ・カルコン

幸せの脂肪燃焼作用

 この物質については、私のウェブサイトの多くの箇所に出てきますので、ここではごく簡単に紹介するだけにしておきます。
 アシタバ(明日葉)の茎を切断した時に滲みでる樹液に、黄色い色素をもったフラボノイド成分「カルコン(Chalcone)」が特に多く含まれています。その10種類以上のカルコンの中で、特に、キサントアンゲロール4-ヒドロキシデリシンの二つのカルコンは、善玉ホルモンのアディポネクチンを増やします。

アディポネクチンは脂肪組織から分泌される一種のホルモンです。「アディポ」は脂肪、「ネクチン」は接着という意味で、血管壁などにくっつきやすい性質があるからです。しかし、くっつくといっても、血管壁の傷を修復するためにくっつくのであって、良い効果をもたらすわけで、善玉なのです。

コレステロールの代謝においては、善玉コレステロールHDLを増やしてくれます。そのメカニズムはまだ、正確にはわかっていませんが、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR α)を刺激するか、HDLの増加につながるリポタンパク質リパーゼを活性化するためではないかと推測されています。
 そして、インスリン抵抗性を減らし(つまり糖尿病の改善)、動脈硬化を予防し、高血圧も改善し、癌も予防します。血中のアディポネクチン値が高い人は長寿です。また、平均して、女性の方が男性よりも、血中アディポネクチンの量は多いのです。女性が男性より長生きであるのは、一部このことにもよるかもしれません。そして、スリムを目指す人たちに、決定的にうれしいのは、内臓脂肪を減らしてくれるという働きです。
 下図は日に16mgのアシタバ・カルコンを8週間10人の被験者に投与した結果です。

 ごらんのように、アシタバのカルコンだけでも、痩身に十分に効果があるのです。しかし、それでもさらに、スリムでマッチョでありたい人のために、次のフコキサンチンと桜の花のエキスを足しました。鬼に金棒とはこのことです。
 しかも、この二つのカルコン、キサントアンゲロールと4-ヒドロキシデリシンには抗癌作用もあるのです。
 動画の癌細胞はヒト肝癌由来細胞株 HepG2です。最初のコントロールは何も添加しなかったときの状態で、癌細胞はいったん収縮し、それから2分裂を繰り返しながら増殖していきます。
 しかし、キサントアンゲロールを添加すると、泡状になり死滅して行きます。癌細胞が自らのDNAを壊し、アポトーシス(細胞の自殺)を起こしているのです。20秒で死滅しているように映っていますが、フィルムを速く回しているせいで、実際には数時間かかっています。
 4-ヒドロキシデリシンを添加すると、1時間以内に癌細胞は破壊されています。この場合はアポトーシスではなく、それと異なるメカニズムによると考えられています。
 また、アシタバに含まれているもう一つのカルコンであるイソババカルコン(isobavachalcone)は、神経芽細胞腫のアポトーシスを引き起こします。
参考リンク[英文]:https://www.jstage.jst.go.jp/article/bpb/30/10/30_10_1878/_article

資料:株式会社 日本生物化学研究所

 

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