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アマゾンロッジ

Part3 ペルー

  ジーパンや半ズボンにポロシャツを着ていますが、先住民です。背丈、格好が日本人とそっくりです。ホテルまで、板で作った幅1.5メートルほどの道が続いています。驚くことに、周りには、沖縄に自生しているものとは少し違いますが、月桃も生えています。世界中に月桃は分布しているそうで、ここでは赤い花をつけています。

 ジャングルの中にあるホテル「アマゾンロッジ」に着くと、背丈180センチ、体重120キロほどの、超メタボ風のロベルトさんが、満面に笑みを浮かべて、待っていてくださりました。年の頃、70代の半ばのような、人なつっこいこい好紳士です。奥さんを10年ほど前に癌でなくし、子どもたちはみんなアマゾンには住みたくないので他の場所に住み、彼一人がこの広大な敷地に帝王として君臨しているのです。観光客は、ふつうはクルーザーの中に泊まるので、「アマゾンロッジ」は10室ほどのこじんまりとしたホテルです。もっとも、各々の部屋は十分に広く、日本の5星ホテルのスタンダードルームほどの広さはあります。サンフランシスコで泊まったThe Westin San Francisco Market Street の部屋よりも広く、もちろん冷房もきき、シャワーからは湯がでます。ロベルトさんはこのホテルの1室を自分の住まいとして、そこで生活されています。僕たちは、その隣の二つの部屋をあてがわれました。
 あとで、わかったのですが、ロベルトさんのご厚意で、ホテル代から食事代まで全部ただだったのです! とにかく、旧年来の友人である、東江さんが来てくれたことが、非常にうれしかったようです。そら、そうでしょうね、アマゾンのジャングルまで、はるばるリマから来る友人は、めったにいないでしょうから。

  東江さんがカムカムの事業のために、このマラニョン川流域のカムカムを採集するときに、ここをずいぶん利用されたらしく、そのころからの付き合いのようです。友、遠方より来る、嬉しからずや、なのです。
 まだ時刻は、4時半くらいですから、夕食まで時間があります。あたりを散策にでかけました。すぐに蚊に食われます。半袖ではだめなので、長袖に着かえます。それでも、あんまり効果はありません。なんせジーパンの上からでも、刺すほどの、強力な蚊ですから。マラリアの予防はしていませんが、まだこのあたりの蚊は、そんなに心配する必要はないようです。敷地内には、牛、馬、豚、鶏が飼われ、拳銃を持ったガードマンもいます。湖あり、滝あり、吊り橋あり、プールあり、蝶の繁殖場もあり、1週間滞在しても十分でないでしょう。本来なら、2泊するべき予定だったのですが、イキトスからタラポトへのフライト変更のために、1泊しかできないのが残念です。アマゾン川に沈む壮大な夕陽を堪能したあと、ホテルの食堂に戻り、ロベルトさんといっしょに夕食です。


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