リカバリー・ビオ・ウォーター(4)

 

リカバリー・ビオ・ウォーター・プラス

「リカバリー・ビオ・ウォーター・プラス」は、「リカバリー・ビオ・ウォーター」に「ヒアルロン酸」と「セラミド」を加えたローションです。
下記の人々に使っていただくと良いでしょう。

  • 肌の乾燥が非常に強く、リカバリー・ビオ・ウォーターだけでは保湿が十分でない人。

  • アトピーはほとんど良くなったが、乾燥肌から痒くなり、そこからアトピーが再発しそうな人。

  • ステロイド軟膏は必要でなくなったが、乾燥肌防止のためにプロペト(一般名:白色ワセリン)などを塗っているが、べとつき感があるので、何とかならないかと考えている人。

  • 温度差に敏感で、そのために蕁麻疹ができやすい人。

  • 老化現象の一つである皮膚のひどい乾燥に悩まされている人。

アトピー患者さんの約1/3にはフィラグリン遺伝子に変異があり、皮膚のバリア機能に大切なタンパク質の一種フィラグリンが、表皮の顆粒細胞での生産が不十分なことがあると報告されています。こういう人は、特にひどい乾燥肌に悩まされることが多いものです。その場合、リカバリー・ビオ・ウォーターだけは力不足のところがあります。そこで、リカバリー・ビオ・ウォーターにヒアルロン酸とセラミドを追加し、保湿能力をさらに高めたローションをつくりました。それが、リカバリー・ビオ・ウォーター・プラスです。

ヒアルロン酸はN-アセチルグルコサミンとグルクロン酸という二つの糖が交互に結合したゼリー状の物質で、皮膚、目、関節などに広範囲に存在します。こと皮膚に関しては、水分の保持に必要です。また、メラニン色素を取り除き、皮膚の深くまで栄養分を行き渡らせる作用もあります。真皮にヒアルロン酸は多く含まれており、コラーゲンやエラスチンといったタンパク質とともに、肌のみずみずしさと弾力性をたもちます。

加齢によってもヒアルロン酸は減少していき、特に40歳前後から急に減ってきます。肌の衰えを感じるのも、この年齢のあたりからが多いのは、ヒアルロン酸の減少にもよります。60歳では、20歳のころの 半分に減ってしまいます。

ヒアルロン酸は鶏のトサカ、魚の目玉、サメの軟骨といったものに多く含まれるため、野菜やくだものから簡単に補えるといった物質ではありません。したがって、けっこう不足がちになります。ヒアルロン酸そのものは高分子ですが、最近は吸収されやすいように低分子化されたサプリメントが市販されていますので、経口的にサプリメントからも補うことがすすめられます。

皮膚の保湿にもう一つ大切な物質はセラミドです。皮膚の一番上にあるのが角層で、ここには、ケラチン線維を充満させた細胞があります。この細胞にあるセラミドという脂質の一種は水分保有能力が非常に高いのです。しかし、アトピー患者さんの皮膚は、セラミドの量が少なく、その代わりにスフィンゴシルフォスフォリルコリンやグルコシルスフィンゴシンという水分保有能力の低い脂質でいっぱいになっているのです。

また加齢とともに、セラミドを分解する酵素であるセラミダーゼの活性が高まり、セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸に加水分解され、セラミドの減少がおこり、皮膚が非常に乾燥しやすくなります。

セラミドはセリンやパルミトイルCoAを材料としてできますが、その過程で、ビタミンB6とマンガンが必要とされます。したがって、肌にはリカバリー・ビオ・ウォーター・プラスを塗り、ビタミンB6(50mg)とマンガン(3mg)のサプリメントを経口的に摂るのが理想的です。(マンガンは、コップ1杯のパイナップル・ジュースに3mgほど含まれています)。

 ここに書かれていることは、ドクター牧瀬が、延べ5万人以上の皮膚科領域の患者さんを、内科医の立場から診察した、つまり、多くの皮膚病は体の内部の問題が皮膚に現れたとみなして治療する根治方法です。
 しかし、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに 書かれてあるサプリメントをとったり、勝手な治療法を行い、症状が悪化してもドクター牧瀬 はいっさい責任をとれません。

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