サプリメントセット1~4

 

 

 からだの中から治していくためには、どういうサプリメントが効果的か、ここから列挙します。しかし、量と種類が多いので、サプリメントセットとして摂取しやすいように、月単位でまとめたものを次のページで表にしています。 以前はセット1~セット6と、6つのセットに分けていましたが、煩雑すぎるので簡略化し、セット1~セット4と、再編成しました。

 最初の一ヶ月はセット1、二ヶ月目はセット2、三ヶ月目はセット3、四ヶ月目はセット4、のように摂ってください。その後ですが、普通は、サプリメントセット1~4までのみ終わったら、もう一度、念のために続けてサプリメント1~4まで摂られた方が良いのですが、経済的に負担がかかります。そこで、一日おきでも良いので続けることです。すると、最初の4ヵ月は毎日摂るわけですから、4ヵ月。次は一日おきですから、8ヵ月。
4ヵ月+8ヵ月=12ヵ月、つまり1年摂 ることになります。このくらい続けられると、たいてい非常に良くな るものです。
 その後は、ドクターズ・メガ・プロテオグリカン、フラックスシードオイル・プラス、ビオスリーを維持療法として続けてください。「ドクターズ・メガ・プロテオグリカンと腸溶性ラクトフェリン」の組み合わせも、改善状態維持にはけっこう効果があります。そして、その間、様子を見ながら、月桃をお摂りになるといっそう良いです。
しかし、改善が思わしくない場合は、グルタチオン、L-システイン、α-リポ酸、エスターC、フラックスシードオイル・プラス、ビオスリーなどの新しい組み合わせに変えてもらうことがありますので、ご一報ください。
ただし、超重症の人は、セット1~セット4を3クール繰り返してもらうこともあります。中にはサプリメントセット1~4を繰り返しているかぎり、すこぶる調子がよく、経済的にもたいして負担でないので、2年も3年も続けられている患者さんもおられます。それは、それで良いのです。

 しかし、今から書いておきますが、これらは医薬品でなく、健康補助食品ですから、一ヶ月や二ヶ月服用したからといって、魔法のようにすっかりアトピーが良くなることはありえません。解毒作用のために、一時的に悪化するように見えることさえおこります。

 また、時々、次のような質問があります。「セット3をとっていたときが最も調子がよかった、だから、2クール目からはセット3だけが欲しいが、どうでしょうか?」。
確かにもっともなご質問ですが、ほんとうに特別にセット3がその患者さんよかったかどうかは、1クールだけではわかりません。セット1、セット2と、摂っているうちに、次第にからだの調子が整い、セット3あたりで最も体調が良く感じるのかもしれません(これはよくあります)。あるいは、セット1、セット2を摂っているときが花粉症の季節だったのが、セット3を摂る時は花粉の季節が終わっていたということもありえます。また、たまたま、セット3を摂っていたときごろから、ちょうど精神的ストレスのかからない環境に変わっていた(例えば、入試が終わったとか、母親の看病をしなくてすむようになったとか)ということもありえます。したがって、2クール目も、サプリメントセット1から順番にお摂りになることをおすすめします。そこで、2クール目でも、たしかにセット3のときが良かったというのであれば、2クール目が終わってから、セット3を集中的に3~4ヵ月お摂りになるのも良いでしょう。

 しかし、これから述べるサプリメントをきっちりとり、食事指導も守っているが、まったく改善しないケースがときどきありますが、その一つの理由は、夜更かしです。

 夜はどんなに遅くとも午後11時までには床に就いてください。理想は午後10時までです。その分、朝は早くおきてけっこうです。同じ8時間睡眠をとるのであれば、夜1時に寝て朝9時に起きるより、夜10時に寝て朝6時に起きる方が、健康のためには良いのです。(便秘でさえ、午後10時に就寝すると、治ったという人もいます)。

 それは、主にホルモンの分泌の関係からです。ホルモンは数多くありますが、それぞれが単独で働くわけではなく、他のホルモンと調和しながら、ちょうどオーケストラの楽器が他の楽器と共に一つのシンフォニーを奏でるように、人体という壮大な音楽をコントロールしています。

 特に成長ホルモン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンはアトピー改善に最も活躍してくれます。これらがきっちり分泌され十分に働くには眠るタイミングが重要です。成長ホルモンは、午後11時~午前3時ごろ、また、特に就寝後3時間後に分泌がピークに達します。それと、血糖値が高ければ分泌が鈍ります。したがって、理想は夕食を午後6時30分までに終わり、すぐに床には着かず、血糖値が下がる2~3時間以上あと、つまり9時か10時ごろには床に着くことです。成長ホルモンは子供の背たけをのばすだけでなく、80才になっても分泌され、他にも多彩な働きをします。こと皮膚に関しては傷ついた皮膚を修正してくれます。

 また、成長ホルモンは、甲状腺ホルモンのT4(テトラヨードサイロニン)からT3(トリヨードサイロニン)への変換を促進します。T3が生理活性が強く、これがうまく生産されなければ、代謝が遅くなり、皮膚にも悪影響がでます。

 副腎皮質ホルモンはおおまかに言うと、アルドステロン、コルチゾール、アンドロゲンになりますが、この中のコルチゾールとは、いわゆるステロイドホルモンで、ステロイド軟膏に入っている、まさにあのステロイドです。
ヒトの体の中でもつくられていることを忘れないでください。なぜなら、このホルモンも実に多彩な働きをし、アトピーに関しては、皮膚の炎症を抑えてくれ、なくてはならないホルモンなのです。自分のホルモンですから副作用はありません。
このホルモンは明け方から起床後の1時間以内に多く分泌されます。明け方とは、午前4時ごろからを意味します。つまり、夜更かしをして午前1時や2時ごろに就寝すると、このホルモンの分泌も悪くなるのです。

 しかし、仕事の関係から、とても午後10時までには床に着けないという人もおられるでしょう。止むを得ませんが、それでも午前0時までには就寝し、その分、早起きをして、残った仕事は朝になさることです。どんな病気も夜更かしすると、非常に治りが悪いのです。ましてや、午前2時以降に寝る人は、まず病気は治らないと言っても、言い過ぎではないくらいです。なぜなら、数多くのホルモンは相乗的に働いており、古来、ヒトは日の出とともに目覚め、日没と共に安らぐようにプログラミングされているからです。そのリズムを変え、午前2時以降に就寝しても健康を保てるようにヒトが進化するには、あと数万年という時間がかかるでしょう。

 きっちりとサプリメントを摂り、夜は早い目に就寝し、食事指導を守る。これらのことを1年実行し、まったく効果がなければ、それはアトピー性皮膚炎ではなく、ほとんど他の皮膚病です。例えば、真菌症。あるいは何かの物質に対する接触性皮膚炎。あるいは、何か特定の食品に対するアレルギー反応。もし、きわめて強烈な痒みを伴うのであれば、結節性痒疹か、疥癬か、菌状息肉症(悪性リンパ腫の一種)かもしれません。

 これらを疑われる場合は、写真をお送りください。最近、特に増えてきている結節性痒疹の場合はサプリメントの種類も軟膏も違います。疥癬であれば、サプリメントでは治りませんが、イベルメクチンという内服薬やフェノトリンローションという外用薬で完治できます。菌状息肉症は、一刻も早く大学病院で診てもらうべきす。

ここに書かれていることは、ドクター牧瀬が、延べ4万人以上のアトピー性皮膚炎を診察した 実績のある最新のアトピー治療法です。しかし、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに 書かれてあるサプリメントをとったり、勝手な治療法を行い、症状が悪化してもドクター牧瀬 はいっさい責任をとれません。

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