がんの予防(インフォームド・コンセントの欺瞞)

インフォームド・コンセント(IC)という言葉が今たいへんに流行っています。医者は患者さんに抗がん剤を投与するにあたり、なぜ、どういう抗がん剤を、どのていど使うのか説明し、患者さんの同意を求めた上で治療を開始します。

したがって、患者さんは医療側の治療方針をよく理解し、それを受け入れたとみなされます。。

もともとこのインフォームド・コンセントの概念は、ナチスの生体実験に対する反省から、ニュルンベルグ綱領(1947年)のなかで、人に対する医学実験は被験者の同意を必要とすると規定されたことから始まります。

しかしこれが頻繁に使いだされたのは1970年代のアメリカからです。その後、医療訴訟の極端に多いアメリカでは、ますます必要となって今日にいたるわけです。

そこで、まずしっかりと認識しておかねばならないのは、患者さんのためにインフォームド・コンセントがあるのではなく、医師が医療訴訟に負けないために、このインフォームド・コンセントという作業があるということです。

決して患者さんのためにあるのではないということです。そこのところが、日本ではあたかも善良な医師が、患者さんとの良好な関係を保とういう意図から行なわれていると勘違いされているのです。

何の説明もされず患者さんの同意を得ないままに治療を行い、それが失敗した場合、天文学的な賠償金が果たされます。それを防ぐために、まず、患者さんにこと細かに治療の内容を説明し、同意を得るわけであり、つまり医師の保身のためにあるものなのです。

人種が入り交じり、互いを信用できない不信に満ちたアメリカという苛酷な競争社会で形を整えていったものなのです。そこのところを決して取り違えてはいけません。

その視点からインフォームド・コンセントをとらえなければいけません。そうすると物事の事態がすっきりと見えてきます。

つまり医師は患者さんの同意を得るために、巧みに誘導するということです。また、常識で考えてもわかることですが、20~30年間毎日、毎日、がんばかり勉強している医師と、半年前にがんとわかり、あわてて自分のがんについて勉強を始めた患者さんとでは、その知識に膨大な差があります。

仮に患者さんが天才としても、30年の知識と半年の知識ではどうしようもありません。いいかえれば医師は簡単に患者さんに抗がん剤の使用を認めさせることができるということです。

私は代替療法の見地からがん療法は研究していますが、がんの化学療法の専門家ではありません。したがって、化学療法専門医と討論すると、きっといつのまにか、抗がん剤治療に同意していることにもなりかねません。

ましてや、医療とは何の関係も今までなかった、おじいちゃん、おばあちゃんともなると、赤子の手をひねるより簡単に、最新の抗がん剤治療の人体実験に同意させられます。これは、がん治療のみならず、いかなる治療にも当てはまります。

本来は医師が己れの持てる最高の知識と技術と、人間としての最善の善意をもって治療を行うだけでよかったのです。しかし時代の質がかくも劣化した今、私たちはインフォームド・コンセントという欺瞞に満ちた作業を通過せねばならないのです。

みなさん、決してだまされ、誘導され、医者に殺されてはいけないのです。

医者にだまされないために、医者のどのような言葉に注意しなければいけないかは、近藤誠先生の名著「抗がん剤の副作用がわかる本」の271ページからをお読みください。実に参考になります。

あなたが悩む次の疾病に、医薬品と違って副作用が圧倒的に少なく、しかも医薬品と同等か、あるいはより効果的な、ビタミン、ミネラル、ハーブなど、安全で自然な数種類のサプリメントと摂取量を、常に患者さんの症状にフィードバックしながらパーソナルに処方をします。したがって、改善状態に応じて、2~3ヶ月に一度、処方を変えたり、量の増減を行います。