
n)ノルウェー・トウヒ
ノルウェー・トウヒという常緑針葉樹の木のこぶから、HMR(Hydroxymatairesinolヒドロキシマタイレシノール)が抽出されます。
このHMRは一種のポリフェノールで、植物性リグナンでもあります。
植物性リグナンは亜麻の実、ゴマ、ライ麦、小麦、カラス麦、大麦、カボチャの種などに微量に含まれている物質です。
この植物性リグナンが腸内細菌によりmanmalian lignans(哺乳動物リグナン)、特にenterolactone(ENL)や enterodiol(END)に変換されると抗がん作用を示します。
2001年に発表されたフィンランドの研究によると、更年期前や更年期以降にかかわらず、血清中のENLが多ければ多いほど、乳がんの率が減ることが示されています。
抗エストロゲン作用がありますから、特に乳がんや子宮がんには効果があります。
また、更年期障害にも効きます。また、東京農工大学の研究では、ネズミを使った実験で肝臓がんの成長も転移も抑制することを証明しています。
もっと詳しくはhttp://www.hmrlignan.com/を参考にされればいいでしょう。
「HMRリグナン」で検索すると、ノルウェー・トウヒ由来の
HMRのサプリメントが見つかります。また
http://ganjoho.ncc.go.jp/pro/mhlw-cancer-grant/2004/shitei/14s-5s.pdf
も参考になります。
このノルウェー・トウヒを、私は実際には患者さんに処方したことはありません。しかし、
非常に新しく、話題性の多いサプリメントですので、これからもみなさんに研究してい
ただくよう、ここに情報を書いておく次第です。キノコのサプリメントにばかりとらわれて
いては進歩がないのです。
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