
若さを保つ秘訣の一つは血管にあります。あなたの生物学的血管年令が、あなたの肉体年令そのものであるといっても過言ではないでしょう。子供の動脈のようにしなやかで弾力性に富む丈夫な動脈は、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、静脈瘤、それに、ED(勃起障害)と無縁です。
a)血管を丈夫にするサプリメント
さきにのべたプロアンソシアニジン以外に次の二つが効果的です。
ルチンやケルセチンといったバイオフラヴォノイドはビタミンCといっしょにとることによって効果が倍増します。
ルチンはソバにたくさん含まれていますから、積極的にソバを食べて下さい。特にダッタンソバがすすめられます。ケルセチンはルイボスティーというお茶にふんだんに含まれています。このお茶は健康食品店だけでなく、今はスーパーでも売っています。
またプロポリスにも含まれています。しかしここに書いただけの量をとるのは、サプリメントからでしか無理ですので、それで補って下さい。
b)ルンブロキナーゼ
ミミズから抽出されたルンブロキナーゼという、フィブリン(線維素)のみを融解する酵素は、血栓の形成を阻害し動脈硬化に非常に有効です。
40才をすぎて、少しでも人の名や、物の名前が出てこなくなったら、それは脳に小さな梗塞や、脳の微小な血管に詰まりがおこっていると考えて、このルンブロキナーゼをのみ始めて下さい。
そもそも非常に微細な脳の梗塞(ラクナ梗塞と呼びます)は、老化が始まる20代の後半から30代の前半にはすでにできはじめていると考えるほうが理にかなっています。ただあまりに小さいため、何の自覚症状もおこらないだけのことです。したがって、そのころから脳梗塞対策を始めて欲しいものです。
ルンブロキナーゼの特長の一つは速効性にあります。心筋梗塞や脳梗塞をおこしたときに救急病院で処方されるウロキナーゼのように、血栓を素早く溶かしていきます。しかしそれは非常に作用がきついということも意味します。
したがって、毎日とるのであれば、規定量の3分の1ほどが適切だと考えられます。特にアスピリンなどを血栓予防あるいは大腸がん予防のために服用している人は、ルンブロキナーゼといっしょにとらないほうが無難です。
しかし、まったく物にあたっていないのに、アザのような皮下出血がおこる、あるいは鼻血が出やすくなった、というような出血傾向を増すような症状がおこってきた場合は、即刻、このサプリメントは中止して下さい。かえって、危ないのです。
c)納豆を食べよう!
日本人の長寿の秘訣はこの納豆にもあるかもしれません。あの箸にしつこいねばねばには、ナットウキナーゼという非常に強力な血栓溶解作用のある酵素が含まれているのです。
したがって血流をよくしてくれるのです。また血圧を下げる作用もあります。これはアンギオテンシン変換酵素阻害ペプチドが、大豆が納豆菌によって発酵されるときにできるからです。
このペプチドは立派な降圧剤として、商品名カプトリルやレニベースとして日常の診察で頻繁に処方されています。むしろ真実のところ、こういった副作用のある薬を服用するより、納豆を食べていたほうが、体にはずっといいのです。
しかし、納豆をすすめたところで医者はもうからないので、彼らは黙って降圧剤を処方し続け、健康保険からこっそりとお金をもらっているわけです。はっきりいって、現代の医者は政府公認の詐欺師みたいなものです。
健康保険はあなたがはらっている税金でまかなわれています。もうそろそろ、納税の怒りを、医者に、厚生労働省に、そして愚かな医療制度にも向ける時期が来ています。
また納豆は、このように血圧を下げ、血液をさらさらと流してくれ、血管年令を若く保ってくれるだけでなく、骨を丈夫にしてくれます。納豆だけに含まれているビタミンK2 の作用です。骨粗鬆症には牛乳をのむのは誤りで、納豆が正解なのです。
またビタミンB2 も多く含んでおり、これは糖尿病に有効です。その他、レシチンも多く含有しており、これも糖尿病にいいだけでなく、脳にもいいし、また悪玉コレステロールを下げる役目も果たしてくれます。
有害な細菌、例えばOー157を殺すジピコリン酸という物質も納豆には存在し、抗生物質がなかった昔は赤痢やパラチフスの予防に納豆を食べるように推薦していたものです。
それに、もちろん大豆から植物性タンパク質が補え、また大豆に含まれているイソフラボンは更年期障害などを和らげてくれます。
つまり、あまりにもいいことづくめなのです。ほとんど欠点がない理想的食品といっても過言ではないでしょう。したがって、長い日本の歴史の中で、生き続けてきたのです。「畑の肉」とも呼ばれています。
もう、牛、豚、羊などの動物の肉からタンパク質をとるのは止めて、納豆などの植物性のタンパク質に切り替えるべきです。
1日50グラム、つまり普通に売られている小さなワンパックで十分です。特に、夕食にとって下さい。
というのは、朝によく心筋梗塞や脳梗塞がおこりやすいので、それを予防するためです。ただし、ワーファリンなど抗血液凝固剤を服用している人は、納豆は避けて下さい。ワーファリンの作用を台無しにすることがあるからです。
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