ドクター牧瀬のアトピー性皮膚炎完治療法ガイド


⑱水も大切なサプリメント

そうです、水です。何の変哲もない水なのです。水は腸をきれいにし、あらゆるアレルギー疾患に有効です。特にアトピー患者さんの肌は乾燥しやすいので、体の中からも水分を補って下さい。

また便秘にも役立ちます。便秘が続けば肌によくないことは常識です。コンビニで売っているミネラルウオーターでいいですから、どんどん飲んで下さい。あるいは自宅の庭にいい天然の水が出る井戸があれば、その水でいいでしょう。

水道の水には塩素や、微量の有害物質が浄化されないで残っていますので、水道の水をがぶ飲みするのはやめてください。

よく「アルカリイオン水」はどうでしょうかという質問を受けますが、正直にいって、ぼくはどう答えていいかわかりません。胃の中に入って胃酸で中和されれば、ただの水ではないかと思うのですが。

しかし、悪いとも思えません。値段的には安価ですから、健康に役立つとお考えであれば、飲まれたらどうでしょうか。家庭でアルカリイオン水が簡単につくれるような器具が売られています。

費用が安ければ試してみるのは決して悪いことだとは思いませんが、非常識に高ければ、それは病人をつけこんだ詐欺だと考えたほうがいいでしょう。

その他πウオーター、α2乗の水、トルマリン水、どこそこの海洋深層水とか、いろいろ出ているようです。その効果をむげに否定はしません。お金に余裕があれば試されたらいいと思います。

余裕がなければ普通のミネラルウオーターで十分です。(また、「酸性水」についてはあとで詳述します)。

しかし、もっと水質にこだわるのであれば、次のことがいえます。普通、水は5個以上の水分子が集まって一つの塊をつくっています。しかし、5つも集まらず、単独、あるいは2個、3個となった塊の小さな水は、その分、細胞に吸収されやすく健康にいいわけです。

こういった水はクラスター(塊)の小さな水とよばれます。

水道水はクラスターが大きく、健康には好ましくありません。水道の蛇口に取り付けだけで、クラスターを小さくする器具はすでに売られています。インターネットで検索されればたくさんでてきます。


余談(‘水商売’に要注意)

医者が水に手をだすようになると、その医者も終わりだと、よくいわれます。

その意味は、インチキくさい「何とかの水」に手をだすほど、落ちぶれてしまったとか、あるいは道徳的に堕落してしまったという意味です。

それが証拠に大学病院の医者たちは絶対に手をだしません。たとえ確かな効果があったとしてもです。かたくなに無視しています。

どっちも、どっちだと思いますが、特に、「波動」、「エネルギー」、「エントロピー」とかいった物理学の用語をまことしやかに効能書に使っている水は、怪しいと考えたほうがいいでしょう。

「霊水」ともなると、消費者のほうもいかがわしいと気づきますが、「量子論」や「素粒子」がでてきて、肩書きが「医学博士」となっていると、わらをもつかみたい心境の患者さんは、ころっとだまされることがあります。

しかし、医学教育のカリキュラムには物理学も化学も必須です。まともな医師は、ただの水を売るために、現代物理学の用語を使いません。

そして、ここでもう一つ注意してほしいのは、「医学博士号」は医師の資格がなくても取得できるということです。文学部出身でも、論文を大学医学部に提出して、それが認められれば、博士号はとれるのです。

極端な話が、たとえば「江戸時代の和学における漢方医学の地位」について、文学部歴史学科の大学生が書いた論文が、医学部で認められても、「医学博士号」が授与されるのです。

一番気をつけほしいのは、特に外国の大学から授与された「医学博士号」です。医者でない人もけっこう取っています。もちろん、ほとんどの論文はまともでしょうけれど、中には実にいかがわしいものがあります。

「医学博士」イコール「医師」ではないことをはっきり覚えておいてください。

特に外国で取られた博士号はどこの大学の博士号か注意してください。欧米の三流大学が通信教育でばらまいているところもありますから。

ぼくも「さようならアトピー水」なるものをつくってみたいと思っているのですが、それほど商売がうまいわけでもないので、たとえすごい本物ができたとしても、結局はあいつもついに‘水商売’に手を出したと、医者仲間からバカにされそうなので、ここしばらくはつくらないでしょう。

しかし、水は非常に研究の余地があるのです。

副作用はありませんが、セントジョーンズ・ワートには、人体を光に対して敏感にならせることがときとしてありますので、服用後の日光浴などは避けたほうがいいでしょう。

また、このセントジョーンズ・ワートを摂るときには、抗てんかん薬、強心剤(ジゴキシン)、気管支拡張剤(テオフィリン)、血液凝固阻止剤(ワーファリン)、免疫抑制剤(シクロスポリン)、などとの飲み合わせに注意してください。

そういう薬を摂られているときは、必ず医師か薬剤師と相談してから、セントジョーンズ・ワートを使用するかしないか決めてください。

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