
7)白砂糖
サトウキビから精製されてできた白砂糖は健康の大敵です。白血球の働きを弱くし、またクロムやマグネシウムといったミネラル、そしてビタミン、特にビタミンB群を過剰に消費します。
後述しますが、ビタミンB群はアトピーには必須です。白砂糖の腸からの吸収はきわめて早く、過剰のインスリンを分泌させます。そして、インスリンは5Δデサチュラーゼという酵素を活性化し、アラキドン酸を増やし、ひいては悪性エイコサノイドの産生を促すのです。甘いものはできるだけひかえてください。
8)カレーライス
あの黄色いカレー粉には優秀な抗酸化物質クルクミンが多く含まれていますので、一般的には健康に非常にいいのです。ウコンという植物を聞かれたことはあるでしょうか。
インターネットで検索してください、いやというほどでてきます。万病に利きそうで、かえってうさんくさくなりますが、たしかにいいものです。このウコンの主成分がクルクミンなのです
しかし、インスタントのカレールーにはリノール酸系統の油が使われていますので、注意してください。
したがって、カレー粉だけを購入し、シーフードで味付けし、もし油を使うならオリーブ・オイルなどで工夫し、ビーフ、ポーク、チキンを使わず、キノコ、野菜、貝などをトッピングすれば、アトピー用の素晴らしいカレーライスができます。
*ここで注意していただきたいのは、今まで述べてきた食事についてのアドバイスは「食物アレルギーのためにアトピーが発症している」という見方からそういっているのではないということです。
肉や乳製品、チョコレート、米、小麦、卵などに特異的にアレルギーをもっていなくても、避けるべきだといっているのです。小児の場合ですら食物アレルギーが関与するアトピーは事実上少ないのです。ましてや成人では、特殊な例外以外はかなり少ないのです。
また、以上のような食事制限は厳格すぎて、特に子供の成長を阻害するという医者や、またそれをまにうけて心配する親がいますが、基本的に和食にしなさいといっているわけで、厳格な食事制限ではありません。
そして、和食であっても、何ら発育障害はおこしません。
もし、発育障害をおこすような和食のメニューしか作られないのであれば、それは「身土不二」という医学の根本をないがしろにして、狩猟民族の欧米人にしか適用されない欧米流栄養学に盲従する医者や栄養士に責任があるのであり、彼らの無知と怠慢は亡国に値するほど重大なものです。
○○大学栄養学科の先生方、もう少し勉強されたらいかがでしょうか?
実にアホばかりです。アラキドン酸の生成を少なくする肉の料理法くらい考えだせないものでしょうか?
また食事アレルギー改善に治療の重点を置きすぎる小児科医を非難する、皮膚のことしか見えない‘皮膚近眼’の皮膚科医も(ことアトピーに関しては小児科と皮膚科は仲が悪いのです)、嘆かわしいほど食事については無知です。
α-リノレン酸、リノール酸、アラキドン酸の代謝経路について講義できる皮膚科の大学教授はどのくらいいるでしょうか?
もし、読者が医学生であれば、皮膚科の授業中に、教授にオメガ3、オメガ6の不飽和脂肪酸について質問してください。君、わしの時計はオメガじゃなくて、ローレックスだよと答えるかもしれませんよ。
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